Vintageの新たな魅力を生み発信し続ける木内琢磨の服と靴選び

ここ数年でファッション業界でも定番となってきたYouTube。Instagramに比べ服の魅力をリアルに伝えやすい。そんなYouTubeの中で多くのファンを持つキウティーこと木内琢磨氏。日本屈指のEuro Vintages Shop、「militaria/encore」に勤めながら、YouTubeの場でEuro Vintageの魅力を発信し続ける氏に、自信が持つスタイルの拘りと「HENRY」の着こなしを聞いてみた。
Photo : Hideaki Suzuki
PROFILE
木内琢磨。1994年生まれ、群馬県出身。高円寺の「militaria/encore」に勤めながら、YouTube「ゆーみん&きうてぃ」でVintageの魅力を発信し、多くの古着ファンを魅了する。また不定期で自身の「Enchante Vintage」を運営している。
常に探求しアップデートする
古着が好きになったのは高校時代からですね。当時チョキチョキなどを読んでは、週末都内まで出て古着屋巡りをよくしていました。その当時はレギュラー古着がメインで、本格的にEuro Vintageを好きになったのはmilitariaに勤め始めてからですね。
古い映画とかが好きなので、そこから着こなしとかは研究していますね。拘りはあまり無骨にならないように、古着だけど洗練された着こなしができるよう探求しています。特にサイズ感は大事ですね。野暮ったくならずヌケ感が出る着こなしは意識しています。
僕たちは発信側なので、常に着こなしやスタイルなどは探求してアップデート自分自身成長できるよう過ごしていますね。
そして日々の成長が自分をワクワクさせ僕のスタイルを作り上げているのだと思います。

売れるよりも好きになってもらう事
お店の中の服って当たり前ですが僕たちが一番よく把握しています。でも来店されるお客さんは、全ては見きれないです。なので、お客さんのイメージと良くすり合わせをして半歩先の提案はできるように意識しています。
買う側も探求していないと中々新しいアイテムには手が出せないと思うので、そこは僕たちが発信側として魅力を伝えて古着をさらに好きになってもらいたいという気持ちがあります。


靴は主役でもありつつ服を際立たせるアイテム
僕は昔から革靴がメインですね。足元に締まりが欲しいのと、服を引き立たせる為にもほぼ革靴です。
革靴ってスニーカーに比べてデザインがシンプルじゃないですか。靴はもちろん主役なのですが、服を引き立たせるサブ的なアイテムの要素もあるので、大事にしているし好きですね。
いつも紐靴は避けていましたが、この「H E N R Y」はスポーツシューズっぽさがあるんだけど凄く洗練されていて綺麗目にも履そうなのでいいですね。
あと見た目は凄く堅牢そうなのに履くと凄く軽くて履き心地がいい。
これミリタリーパンツとの相性は抜群ですね。
ミリタリーパンツが流行っているいからあまり履きたくないですが、間違いなく合いますね。
みんなが履いていないパンツ探して履きます。(笑)
最強のBuyerとは最高のSeller(販売員)
ここ最近はブームってこともあって古着は人気ですが、このブームが終わってもYouTubeなどでファンになって頂いている方には楽しんでもらえるよう、自分自身の引き出しを増やしてアップデートしていきたいですね。
僕にとって最強のBuyer(バイヤー)って最高のSeller(販売員)でもあるかなと思ってて、新しい提案ができるからこそ良い物がバイイングできるので、今後もイベントなどでしっかりと情報発信していこうと思っています。