BROTHER BRIDGE「WARREN」

最も理想の木型と呼ばれるマンソンラスト(木型)で作られたブーツ。

足なりに設計された左右非対称(オブリーク形状)のトゥと低く設計した甲の抑え、絞られた土踏まずが極上の履き心地をもたらす。 

マンソンラストとは?  

マンソンラストは、20世紀初頭に米軍用のブーツとして設計された木型です。このラストの最大の特徴は、人間工学に基づいて足本来の形状を忠実に再現している点にあります。 

1. 自然なつま先の広がり マンソンラストは、足指が自然に広がるよう設計されています。これにより、長時間歩いても足が圧迫されにくく、疲れにくい構造を実現。日本人を含む幅広い足型に対応しやすいのも魅力です。 

2. アーチをしっかり支える 足のアーチ部分を適切に支えることで、足全体のバランスをサポートし安定感のある履き心地が得られるラスト言われている。

3. 実用性とデザイン性の融合 元々は軍用ブーツのための設計でしたが、実用性だけでなくクラシックなデザインとしても高く評価されている。

 職人たちによる拘り

製甲工場"工場長伊藤"

BROTHER BRIDGEで使用する革の中でも、厚みが2ミリ後半になる革は、通常の革よりもかなり厚いです。そのため、タンの根元や羽根、履き口周りに硬さが出てしまい、フィッティングに影響を与えることがあります。そこで特に注意しているのが「漉き(すき)」です。吊り込みをスムーズに行うための厚み調整だけでなく、履いたときに違和感が出ないよう、細かい部分までしっかりと漉きを行っています。これによって、厚みのある革でも快適な履き心地と美しい仕上がりを両立させています。

底付け工場"工場長志田"

マンソンラストは、甲から踏まずにかけて独特なうねりや立体的な形状を持つため、その特徴にしっかりと対応させることが履き心地の良さを左右する。この木型にアッパーの革を正確に添わせるための技術と手間を惜しまず、細部に至るまで丁寧に吊り込む事で踏まず部分は足を支え重要なポイントを動きや形状に革をしっかり馴染ませ、足全体を包み込むようなフィット感と快適さを追求している。この繊細な作業が見た目の美しさだけでなく、長時間の使用でも疲れにくい履き心地を生み出しています。

様々なこだわりの詰まった"BROTHER BRIDGE"の理想とする「MODERN VINTAGE」なWork Moc Boots。